こんばんは。
昨日は悪魔な娘たちに「少しだけ一緒に寝ちゃお?」と囁かれて、少しのつもりが見事に寝落ちしてしまいました。
今朝起きて、慌ててお弁当を作りながら
「もうお母さんを眠りに誘わないで~」と半ば八つ当たり気味に叫びました。
さて、今日はそんなお弁当のお話です。
私のお弁当作りには何となくルールがあって、
- 米3:肉魚3:野菜4 の割合(おおよそ)で。
- 娘たちが苦手なものも(容赦なく)入れる。
- どこかに可愛い要素を1つでいいから入れる。
という3つ。
野菜の割合4だし、苦手なものも入れちゃうし、渋弁になりがちです(笑)
これが栄養学的にどうなのか、などあまり考えてはいません。
ただ、気分。
先週のお弁当からご紹介すると、
久しぶりに玄米ごはんを炊いたので、この日は色合い的に、娘の顔おにぎりにしました。
余裕のある日はこんな風におにぎりにして、そこに顔を付けるのですが、余裕のない日はごはんを詰めて、ビッグな頭風にします。
これは、今週水曜日のお弁当 ↓
ちなみに、私がいつも『顔ごはん』に使っているアイテムをご紹介すると…
この海苔パンチは3個セットで贈り物としてもらったもので、もう1つあったのですが、使い過ぎて壊れてしまったので、今はこの2つで頑張ってます。
|
今もし新しく買うならこれがいいかなぁ ↓
小さくて使い易そうで。
|
私
が長女に初めて持たせた(と思われる)言わばキャラ弁スタートになったお弁当は、こちら ↓
この日は めちゃくちゃ気合入れて作りましたね。
このころは、毎日給食が出ていたので、遠足の日だけのお弁当でした。
だから娘もめちゃくちゃ楽しみにしていたし、たまにだからこんなこともできたけれど、今は無理。
それでも、次女にリクエストされて、朝からパンを焼くこともあります ↓
あまりにやる気のない日、アイディアの浮かばない日は、こんな気持ちの悪いお弁当になってしまったりも…
おかずも、生姜焼き、茹でただけのロマネスコ、切っただけのプチトマト…
と手抜き感がすごいです。
さて、本題の好き嫌いについてですが、娘たちにはもちろん嫌いな食べ物はあります。
私にだってあります。
子どもの頃は、もっとたくさんありました。
でも、食べます。
私も娘たちも。
この日のお弁当は、次女が苦手な水菜を入れました。
豚にくるくるくるんで、甘辛く味付けして ↓
こんな風に分からないようにするのも一つの手ですが、私はあんまり意味がない気がして、デーンッ!と出すことの方が多いです。
娘たちの箸が進まない時の対処法は
- (私が)めちゃくちゃ美味しそうに、オーバーリアクションで食べて見せる
- “ うさぎになったつもり食べ ” をして見せる(生野菜に有効)
- 美味しく感じる魔法をかける(ふりをする)
- 鼻をつまんで食べさせる
とにかく簡単には諦めません。
かと言って無理強いもしません。
両者相容れないような気もしますが、要は、粘り強く美味しいをアピールすること。
それでも駄目なら匂いを封じて、とりあえず食べられたという自信を持ってもらう。
私がよく娘たちに言っているのは
「大人になってね、美味しーい高級レストランに行ったとするじゃろ(方言です)?
で、嫌いな食べ物の多い人と、少ない人、どっちの方が幸せな気持ちになって帰れると思う?もし苦手な食べ物がたくさんあったら、どんなに高いお金を払っても満足できなくて勿体ないよなー。」
と。
栄養が摂れないとか、大きくなれないとか、「ない」がつくものをどんなに並べても、子どもにはあまり効果が無いようです。
美人になれる、とか、幸せになれるとか、そういう言葉の方が、我が家の娘たちには届きます。
嫌いなもんは嫌いなんですもん。
大人だってそうじゃないですか。
ピーマン出されて、「苦くないから食べなさい」って言ったって、苦いもんは苦いですもん。
だから、「苦いよね~。おかーさんも小さい頃苦手だったわー。でもねー、その苦みがそのうち美味しくなるんよ~」って言った方が、“ へぇ、お母さんも苦手だったけど食べれるようになったのか。” と思って、ちょっと食べようかなって気になってくれるようです。
ま、何をやってもダメな時はダメですが。
そういうときは、ほうれん草1本でもいいから、今日、口にすることを目標にするといいみたいです。
とにかくゼロは無し。
僅かにでもいいから口に入れてもらって。
そういうのを繰り返した結果、娘たちは「うっ!」と思った食材でも、とりあえず自ら粘って食べるようになりました。
いや、もしかしたら、(食べないと)私が怖いだけかもしれませんが。ハハハ。
食べ物に限らず人間でも一緒ですよね。
あぁこの人無理だなーと思うようなクセの強い人でも、だんだんそのクセが味わいに思えてきたりして。
だから、私は基本的に苦手な人から逃げません。
(とりあえず接してみて、それでも駄目だったら諦めますが。)
その結果 夫と結婚しました。
あぁ、第一印象の時点で逃げときゃよかった。
苦手から逃げる子にしない。
そして、苦手を克服する清々しさを知る子に。
これも私の目標。
今日もながーい文章をここまでたどり着いてくださった方、ありがとうございました。
↓ お洒落で便利なキッチングッズがたくさんあります ↓
↓ 私の愛用品、欲しいもの、あります ↓