我が家は賃貸アパートですが、フェンスに囲まれた庭があります。
これがこのアパートを選ぶ決め手となりました。
娘たちがふらふらとどこへ行ってしまうか分からないようなときでも、四六時中見ていなくて済んだので、それはそれは助かりました。
あの頃は、とーちゃんよりもずっと感謝する存在でした。はは。
そんな庭に一番最近迎えたのがこのジュズバニラ。
花も実も(ついでにお値段も)可憐で、一目で魅了されました。
知らなかったのですが、ジュズサンゴという花の白バージョンらしいです↓
葉が紅葉を始めたので、もうそろそろ終わりかな。
まだ風船カズラが元気ににょきにょきやっているし、トマトも実をつけているし、いつも植物の処分時が分かりません。
そんな庭で、最近娘たちがよくやっているのが “ キャンプごっこ ”
どんなことをしているのだろうと覗いてみたら、それらしいものが組み立てられていました。
そして笑ったのが、犬!
あまり好みでなくて放置していた植木鉢が、娘たちのペットとなっていました。
しかもたんまりと餌をもらって。
娘たちの物欲は少ない方ですが、それでも人並みにあれがほしいこれがほしいと言います。
そんなとき、いつも私はこう言います(無い袖を振らなくていいように必死に)。
「想像してみて。これが欲しいと言ったら、はい、買いました。あれが欲しいと言ったら、はい、それも買いました。欲しいと思ったものが全部簡単に手に入ったとしたら…」
(考えている様子の娘たち)
「だんだん嬉しくなんてなくなってしまうよ?これが欲しい、でもすぐには手に入らない。だからどうしたら手に入るか考えて、そのためにどんな風に頑張るかも考えて、それが手に入ったときのことを思いながら努力して…その時間はとっても楽しいし、そうやって手に入った時はとびきり嬉しいと思わん?」
と。
すると完全には理解できなくても、何となく分かったように、
「じゃ、次の楽しみにする!」とか「クリスマスにサンタさんが持ってきてくれるまで我慢する!」とか、自分を納得させながら、娘たちなりに、叶うまでの楽しい時間を作ります。
今の娘たちの願いは、この冬キャンプに行くことと、いつか犬を飼うこと。
この子たちは叶うまでの(叶わないかもしれないけど)日々を楽しもうとしていると、このごっこ遊びを眺めながらとても嬉しい気持ちになりました。
とは言え、遠足当日よりその前日が好きで、幸せ絶頂の歌よりも失恋ソングの方が好きな、ともすればただの根暗の私のような思考にはなってほしくはありません。
#かなこの本棚
vol.5 「ナナカラやまものがたり」どいかや
娘も私も大好きな絵本作家の方の書かれたものです。
何度か図書館で借りてから、娘のお誕生日プレゼントにもらいました。
私が娘たちに教えておきたい大切なことは、もしかしたらほとんどこの絵本の中に入っているかもしれません。自然を大切にすること、思いやり、今ある幸せを知ること、ありのままの自分を受け入れること…とてもとても心が温まる絵本です。(詳細は画像をクリックしてください)
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